インテグラル錠の取替え方法
リフォーム工事をしていると、錠前やドアノブの取替を依頼されるケースが多々あります。
「ちょっと慣れない部分で不安だな・・・」という方でも大丈夫!
基本的な知識と取替方法を解説します。
インテグラル錠とは?
玄関や勝手口などでよく使われている錠前。
握り玉の中にシリンダーとサムターンが内蔵されており、
フロントには「デッドボルト」がついています。
木の扉と違って加工が出来ないから、フロントのねじピッチがあわないとNG!
逆に取替用のインテグラル錠の中には、いろんなフロントねじピッチに対応できるものもあります。
インテグラル錠取替手順
1 インテグラル錠と扉のサイズを計測する
最適な取替用商品を選ぶため、まずは今ついているチューブラ錠と、扉のサイズを計測します。
各部の名称もいっしょに確認しておきましょう。
2 取替え可能な商品を選ぶ
1で確認したサイズを元に、取替可能な商品を選びます。
適合サイズは各商品ページに記載されているので、しっかり確認しておきましょう。
3 古いチューブ錠を取りはずす
室内の丸座を左に回し握り玉をはずしてください。
※ はずれにくい場合は丸座にある小穴または切り込みに
先のとがった工具をさし込み軽くハンマーでたたいて回してください。
丸座裏板のねじ2本をはずし外側の握り玉を抜いてください。
フロント取付けねじ2本をゆるめラッチ本体を抜いてください。
4 新しい錠前を取付ける
カタログや商品に付属の説明書に記載されている手順に従って、新しい錠前を施工します。
電子錠に進化させる手も!
ピッピッと暗証番号を押すだけで、またはカードキーやケータイをかざすだけで施解錠できる電子錠。
新築用の特殊なモンやと思ってないか?既存のインテグラル錠から取替可能なタイプも出てきています!
対応できるメーカーや型式は限られますが、チェックしてみてください。